団服









































久しぶりの休暇。
久しぶりのの部屋ととの時間、のはずが・・・。










ー?いないんかー?」










さっきからの部屋の扉の前でドアをノックし、呼びかけ続ける。
いくらオレでも、そう毎回不法侵入はしないさ。










つーかそれにしても出てこない。
おかしーさ。
確かに部屋にはいるはず・・










『ガチャ・・・』










「あっ、・・っ!?ちょっ 何つー格好で!」

「だってラビが入ってこないんだもん」

(いつもは勝手に入ってくるくせに)

「そんな事より早く中入るさ!!」










イロイロ考えていたらドアが開いた。
開いたのはいいとして、出てきたは、髪の毛から水を滴らせ、
バスタオル一枚だけを体にまいた状態。まさに風呂の途中って感じ。
オレは慌てた。誰かにのこんな姿を見られるのは嫌で。










『ガチャ、カチャン』










「何で鍵」

「いいからいいから。にしても風呂入ってたんか」

「そーだよ。ラビってばいつもは勝手に入ってくるのに、今日は入ってこないんだもん」

「・・・(汗笑顔)」

「ま、いいけどね(笑)じゃ、私お風呂の続き行くから」

「おー。待ってるさぁ」










鍵を閉め、とりあえずこれで一安心。
にしてもオレより背が低いせいで、
さっきからの胸の谷間なんかが視界に入ってチョットやばい。
・・・って、別に今襲おうなんて考えて無・・いさ。うん。










そう自己解決させ、風呂場に消えていくの背を見送る。
オレはが出てくるまで、部屋の本を読むことにした。が。










『ガチャ』










「?」

「ラビー、服他に余りある?」

「え?何でさ」










閉まったと思った風呂場の扉は直ぐ開いて、
ひょっこりと頭だけだした
どうやら着る服が無かった様子で。











教団にいると、大抵は団服ですまされるから、服は最低限以外不必要になる。
まぁこーゆーケースがあっても珍しくはないか。










「私の服、今全部乾かしてる途中なの忘れてたの」

「あー・・・」










そして部屋を見れば、確かに綺麗に洗濯され、ハンガーに掛かった服達。










「貸して欲しいんだけど、ダメかな?」

「いいさ(ニコ)」

「ホント!?やったーありがとうラビー。洗濯して返すから(にこ)」

「別に洗濯しなくても」

「・・・え?」

(何か凄い変態っぽい台詞が聞こえたような・・・)

「いや、なんでも無いっス(あははははは)」

「そう・・。じゃあ服、かしてください!」

「あぁ(ニコ) 持って来たら脱衣所に置いとくさー」

「うん(ニコ)」










ちょーっと踏み外した会話はとりあえず何とか避けて。
とりあえずはまた、風呂場へと消えていった。










じゃあ部屋に服取りに・・・っつってもなーどーすっか。
が着れる服なんて・・・。










「あ、オレの前の団服でいっか」










そうブツブツ一人で考えながら部屋に行き、
前着ていた団服をひっぱりだして、またの部屋へと戻った。
そして言ったとおりに脱衣所にソレを置いて、
また部屋の本をあさった。が出てくるまで。





















***





















『ガチャ・・・パタン』










「? どうしたんさ?」










風呂の扉が開いて閉まる音が聞こえ、本越しにそっちを見ると・・・が、
また頭だけヒョッコリだしてコッチを見てる。疑問符を浮かべてそうオレがそういうと。










「・・・ラビ、ズボンは?」

「へ?」

「・・・だって これ、」

「!」










少し恥ずかしそうにして出てきたは、確かにオレの団服を着ていたけど、
それは太股までしかなくスカートのように見えて、
サイズがデカイせいか、腕の長さが足りていなくて、えーっと・・・。
一言で言えば、なんか襲っちゃいたいくらい可愛いっつーか。










「あー、良いんじゃね?別に部屋から出ないっしょ?」

「良くないっ て、うわっ!」










本はもうそこら辺へ適当に置いて、
の腕を引いて腰に手を回し、自分の方へ引き寄せて額に軽くキスをした。
目のやり場に困るけど、それがスンゴク美味しい。
それに風呂上りだから石鹸の香りが鼻先を掠めてるから余計に。










なんか可愛いさ」

「何言って、」










ベッドに腰掛けて、オレの足の間にを向かい合うように座らせた。
そうするとの白い太股が結構さらされて。










「ラビ顔がやらしい!離して!やっぱズボン

「ズボンなんていらないさぁー」

 やだっちょっ 何処触ってッ」

「あれ バレた?(笑)」

「いいから手ぇどかしっ ン・・!」










オレが太股を軽く撫でるとはオレから離れようとした。
やらしいとか顔に出るようじゃオレもまだまだ・・・。
とか思いながらにキスをして、言葉を遮る。










「はっ・・っんぅ、・・・ッー!」










息が苦しくなるまで続けて、少し離してまた口付ける。
酸素を吸うために少し開いた口から舌を入れて、
の舌と自分のを絡め、それを吸ったらの肩が震えた。










「っぷは、はぁっ・・、ッ!!?」










散々口内を荒らした後、の口の端から垂れた液体を舐めとり、
の着ているオレの団服の前のファスナーを一気に下まで下げた。










「あれ?ブラしてたんだ」

「ッいやあ!!」










前が開いてて服としての意味が全く無いソレを見て、オレがそう言ったら、
は服の両端を掴んで胸の辺りでキツク握って合わせ、顔を真っ赤にしてオレを睨んだ。
そーゆーの余計にオレが興奮するってわかんねーんかな。まぁ可愛いから良いけど(笑)










「別に閉めたままでヤってもいいけど」

「シないってば!!」

「えー」

「いっ、」

「これでもヤんないさ?」

「ッ・・・」










の両手は胸のところをガッチリ掴んでて、
オレが太股をツタって団服の中に手を伸ばしても動かない。
それどころか体に力を入れて目をギュっと瞑ってる。
なーんか今日はやけに強情で可愛いーのが増してる気がするさ。










「・・・ふうーん」

「ッ、ひ」










手でお尻を通過して背中の真ん中をツタって上の方へ行き、










『パチンッ』










「っあ」

「手、離すさ」










そしてのブラのホックを外した。
指が白くなるほど握り締めているの手に、
空いている方の自分手を重ねて耳元でそう言う。










「・・・。離さないと滅茶苦茶に犯すけど」

「ッ!?」

「ウソ(にこ)」

「なっ、ぁっ」










『ドサッ』










いい加減強情すぎるから、低い声でそう言ってみたら、
は驚いたようにオレの顔を見た。
そして手の力が緩んだ隙に、腕を掴んでベッドへ押し倒した。










団服2  閉じる











































***********************なかがき
これ、結構気に入ってます(笑)
(変態だったりして誠にさぁーせんっ!!!)
しかし細かく書いてくと長くなるんで仕方なく2部に分けますが、
焦らしている様で誠にさぁーせんっ!!!汗
でもホントに書いてて楽しい。悦だ。(もうヤバイな 自分!)




続きは近いうちにできますからお楽しみにして頂けると有難い♪





あ。日頃の御恩倍返しの続きも執筆ちゅーでーっす!
なのでソッチも宜しくお願いします。(o*。_。)oペコッ